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清掃による園舎の維持保全

人間の体と同じように、建物も年数を重ねるごとに不具合が出やすくなります。
私たち人間が病院でお医者さんに見ていただくように、建物も築年数にあわせた適切な維持保全が必要になります。
建築基準法第8条においても「建築物の所有者、管理者又は占有者はその建築の敷地、構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するよう努めなければならない。」と定められています。

園舎の建物寿命を延ばすこと、そして子どもたちを怪我や事故から防ぐためにも適切な維持保全を行うことが大切です。
今回は「園舎における維持保全」をどのように行うべきか、記述致します。

清掃による維持保全

保育室・事務室・厨房など、お部屋を日常的に清掃することで園舎の維持保全に繋がります。
例えば、エアコンや換気扇をこまめに清掃し衛生的に保つことでカビの発生や増殖を防ぐことができ、湿気を含みやすい木材や紙などの建材・素材を劣化から守ることができます。

屋内のみではなく、屋外の清掃も大切です。ベランダや屋上の排水溝や雨樋には落ち葉やゴミが詰まってしまうことがあります。そのままにしておくと防水材が劣化し、雨漏りの原因となるため、台風や大雨の前後には必ず清掃を行うことをお勧めいたします。

また、清掃の際に外壁やベランダなどにひび割れを発見した場合は、専門業者に依頼をして早めに補修をすることが大切です。ひび割れから漏水が内部に浸透し、天井内部や床下、壁などが腐食するなどの悪影響を及ぼす可能性があります。

日々の清掃も園舎の維持保全を意識しおこなうことで、その小さな積み重ねが園舎の建物寿命を延ばすことにつながります。

点検による園舎の維持保全に続く

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