こどものための認定こども園・幼稚園・保育園

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「ほんもの」に触れて学ぶ園舎空間【リーチェル幼稚園】

リーチェル幼稚園は1984年に建てられ、33年経った2017年度から認定こども園としてスタートすることになり、リーチェル幼稚園が目指す教育である「心も体もたくましい、わんぱくな子を育てる」を実現するために、既存の園舎の北側に新しい園舎を建設することになりました。書籍のインタビューでは、認定こども園リーチェル幼稚園の足立一教理事長と足立武裕園長にお話を伺いました。

2018年発刊 『こどももおとなもうれしい園舎

「たくましさ」を育む園づくり

足立一教理事長『エントランスの吹き抜けには、室内の遊具としてのネットを張り、冒険空間をつくりました。大人からすれば、危なく見えるかもしれませんが、揺れるネットを歩くことで身体能力を鍛えることができます。最初から上手に結び目の上を歩く子もいれば、徐々に挑戦する気持ちを育てる子もいます。できないことができるようになると、こどもたちは喜び、成長し、未知の世界に進むたくましさを身に付けていきます。』

「ほんもの」に触れて学ぶ、体感する

足立一教理事長『新園舎は、「ほんもの」という点にもこだわりました。今は、どんどん林が少なくなり、「ほんものの木」に触れる機会が少なくなってきています。木のぬくもりを知ってほしい、という想いから、エントランスには自然の大木を2本置き、「森のホール」と名づけました。』

足立武裕園長『エントランスには薪ストーブがありますが、火を見ることで、こどもたちは「温かくて落ち着く」という気持ちを体感することができます。こどもたちの「危機察知能力」や人としての「生きる力」を育て、大人がしっかり見守る中で「危険なこと」をも体験からしっかりと覚えてゆくことが、園の役割のひとつだと思います。』

学校法人足立学園
施設名 認定こども園リーチェル幼稚園
  所在地 静岡県富士宮市
 構造規模 鉄筋コンクリート造2階建て
 延床面積 879.81㎡
 竣工年月 2017年3月

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