こどもたちが集まる図書スペース【アザレアキッズステーション、大関保育園、認定こども園リーチェル幼稚園】
こどもたちにとって図書コーナーは、たくさんの本と出会う場所です。
こどもたちがおもわず集中してしまう図書コーナーの事例を用意しましたので、ご覧ください。
事例1 認定こども園アザレアキッズステーション
認定こども園アザレアキッズステーションは吹き抜けでドーム型の立体的な構造の図書室。
天窓をつけた効果で空間全体は明るいのですが、カーブを描いた階段によって本棚のところは日陰になり、落ち着いて読書ができます。こどもの好奇心をふくらませる、隠れ家のような空間になっています。
事例2 大関保育園
大関保育園の「絵本の部屋」は、こどもの目線が途切れる設計にしていますが、これはこどもたちが読書に集中できるようにするための工夫です。
穴蔵のようになっているほうが、こどもたちは読書に集中できると考えて、低い壁で囲い、掘り下げるようにしました。
事例3 認定こども園リーチェル幼稚園
認定こども園リーチェル幼稚園の図書コーナーは、廊下の途中にある、時間がゆっくり流れる空間。
本棚に沿って段差を設けて、こどもたちは自由に登ったり腰かけたりと、視線の高さを変えながら、こども同士のコミュニケーションが取れる工夫を施しました。
このような活動が、こどもたちの身体的、精神的な発育を促してくれます。