• こども建築

伸び伸びと遊べる空間がある安養保育園

認定こども園安養保育園は、1955年の創立以来、こどもたちの豊かな未来を見つめてきた幼保連携型認定こども園です。
目指すこども像として、「『ありがとう』『ごめんなさい』が心から素直に言えるこども」、「心身ともにたくましく、よく遊ぶこども」、「お話をよく聞くこども」を掲げています。
それらをもっと実現できるよう、2017年に完成させたのがこの新しい園舎です。

職員と共に描く、新しい園舎のディテール

園舎づくりのスタートは、まず職員さんの声をヒアリングすることでした。日々現場でさまざまなことを感じとっている職員さんに話を聞き、目指すこども像をベースとしながら、新園舎の構造やディテールを具体的に描いてゆきました。
新園舎では廊下をできる限り広くとりましたが、こどもたちや職員さんがスムースに移動できるようになり、空間に広がりが生まれました。

こどもたちの心を豊かに、体をたくましく育む空間

新園舎の大きな特徴となったのが、284㎡の体育館、すなわち「遊戯室」です。新しい「遊戯室」は、こどもたちが伸び伸びと全身で思いっきり駆け回れる空間となりました。
大勢が入れないために2部に分けて行っていた行事もありましたが、今は全員で一度に行うことができます。目指すこども像にあるとおり、こどもたちの心身をたくましく、伸び伸びと豊かに育む園舎空間となりました。

社会福祉法人明和福祉会
施設名 幼保連携型認定こども園 安養保育園
  所在地 兵庫県揖保郡
 構造規模 鉄骨造3階建て
 延床面積 1626.89㎡
 竣工年月 2017年3月

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