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こどもたちの「創造性」を育む園庭【古里保育園】

古里保育園の裏山一帯に設けられた遊び場「古里っこ ぼうけんの森」は、こどもたちの鋭敏な創造性や感受性、知性を信じ、大切にし、開き、豊かに発揮することをテーマに、もともと生えていた樹木や土、石をそのまま使用し、人の手をあまり加えず「ありのまま」の自然を生かしながらつくられました。書籍のインタビューでは、古里保育園の師岡さと子園長にお話を伺いました。

2018年発刊 『こどももおとなもうれしい園舎

こどもたちの「発見」や「創造」の可能性を散りばめる

師岡さと子園長『ぼうけんの森での遊び方は、こどもたちそれぞれです。「こどもたちに自由に『遊び』を楽しんでほしい」という願いのもとにつくった森であり、その至るところに、こどもたちの「発見」や「創造」の可能性を散りばめています。ぼうけんの森は、春夏秋冬ありのままの自然の姿を、こどもたちに見せてくれます。こどもたちは鋭敏な感性で自然の「驚異」を素直につかみとり、さまざまな「命」に慣れ親しんでゆきます。』

身体の使いかたを自然と習得し、成長する

師岡さと子園長『遊具として設置したのは、滑り台とネットの2つだけ。木々の間に張った46㎡ほどの大きなネットは、「ぼうけんの森」のランドマーク的存在です。こどもたちはネットの上を喜んで行進したり、跳ねまわったり……。ネットの上では全身の筋肉をまんべんなく使うので、結果として効率的に体を鍛えることになります。滑り台にしても、大人が「滑りかた」を教えていないのに、こどもたちは自ら自然と足を広げてブレーキをかける方法を覚え、器用に滑って楽しんでいます。こうして、大人が「やりかた」を教えなくとも、こどもたちは身体の使い方を自然に習得し、成長していく。それを日々実感しています。

社会福祉法人正光会
施設名 古里保育園
  所在地 東京都西多摩郡
  古里っこ ぼうけんの森工事面積 約400㎡
  高低差 8m
  竣工年月 2017年7月

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