• アート・デザイン

私たちが描いた「ボロンタ ラプソディ」

滋賀県大津市にある「滋賀県営都市公園びわこ文化公園」の中で、子ども遊具のある芝生広場の目の前に新たに整備されたのが「カフェボロンタ」です。私たち時設計は指定管理者の一員として、このカフェのコンセプトメイクから設計監理、空間づくりや運営助言に携わりました。

空間を彩るペイントと音楽

壁や天井には、私たちのデザイナー・喜内順子が直接ペイントを施しました。模様やイラストは、自由な落書きのようでいて、空間にリズムを与えるもの。

そこに流れる音楽は、サウンドクリエイター Daisuke Tanabe さんとともにつくりあげたものです。
琵琶湖の水音や近くの山の音をサンプリングし、日常にある自然の音を音楽の一部にしました。その音に合わせて模様が動く映像も加え、視覚と聴覚の両方から空間を体験できる場を目指しました。

カフェにいる人、窓の外の景色、耳に届く音楽。すべてが「空間の構成要素」です。
訪れた人が、自分だけの模様や旋律を見つけ、それが心に残っていく――そんな場になればと願っています。園全体がまるでカフェの延長となるように設計しています。

プロモーション映像「ボロンタ ラプソディ」

カフェボロンタ「ボロンタラプソディ

こうした想いをさらに伝えるために、私たちはプロモーションムービー 「ボロンタ ラプソディ」 を制作しました。
一滴の絵の具がにじみ合い、新しい色を生むように。即興で音が重なり、曲が生まれていくように。
このカフェが持つ多様で境界のない世界を、映像と音楽で表現しています。

公園の可能性をひらくデザイン

びわこ文化公園は、43ヘクタールの敷地に美術館や図書館、日本庭園や遊具が広がる場所です。
私たちはPark-PFI事業の一環として、カフェボロンタのほか、大屋根付きの休憩スペースや自然の中でテレワークができる環境の整備にも関わりました。

「食べる」「過ごす」だけでなく、文化・音楽・映像・デザインが交わる体験の場を公園に組み込むこと。
それが、これからの公共空間にできる新しい提案だと考えています。

【カフェボロンタ】cafevolonta

施設名:カフェボロンタ
所在地:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1 びわこ文化公園内
公式サイト:カフェボロンタ
公園情報:滋賀県営都市公園びわこ文化公園
プロモーション映像:ボロンタ ラプソディ(YouTube)

この記事で紹介されている園・施設
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