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【コラム】日比谷公園ガーデニングショーの軌跡3

時設計は「園舎設計」という枠を超え、「園庭」についての可能性を拡げる活動の一つとして他社と協働し、「Kids Jam」というコラボレーションを始めました。このプロフェッショナルチームで対外的になにか世の中に発信することができないかと考え、2015年からの3年間、日比谷公園ガーデニングショーに作品を出展しました。

こどもがこどもらしくいられる空間、夢を育み、時を未来へつなぐ空間

「鈴なりの庭」という言葉には、「こどもたちの夢や希望がたわわに実る空間でありたい」という想いを込めていますが、それはこどもだけに限らず、この庭を見たおとなにもいえることです。この「鈴なりの庭」を見ることで、かつて過ごしたこども時代を思い出し、そこに立ち返ってほしい、こどものころにいつか見た夢を思い出すとともに、もう一度その夢を見てほしい―そんなことをも願っています。作品を「見る側」である方々のそれぞれの想いと、「つくり手」である私たちの想い、この世界の主人公であるきみちゃんの想いもあれば、きみちゃんのおじいちゃんの想いもあり……。そうしたさまざまな「想い」があることを、「鈴なり」という言葉に込めました。

「Let kids be kids」―「こどもがこどもらしくいられる空間」というのは、時設計が園舎を設計するときの最大のテーマですが、それは園庭についても同じこと。時設計のつくる庭では、こども一人ひとりが主役です。こどもにはいつだって夢を見ていてほしいし、希望をもって毎日を笑顔で過ごしてほしい。園舎だって園庭だって、それを叶える空間でありたい。 3年間をとおして日比谷公園ガーデニングショーで生まれた3つの庭は、「設計」「造園」 「植栽選定」という異なる分野の専門家がコラボレーションすることで、新しい空間が生 まれることを実証した「軌跡」ともいえます。私たちはこの3つの庭が、こどもの夢を育 み、幼いころの大切な時間を未来へとつないでゆくかけがえのない空間となることを願っています。

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